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ホームコラム > Vol.07 憩いの湖を取り戻すチームワーク
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輝く湖の過去

静岡県浜松市。佐鳴湖は隣の浜名湖と川でつながる兄弟のような湖です。海が満潮の時にはわずかに海水が入ってくるのでギンブナやウナギなどの淡水魚のほかにも、ボラやスズキ、クロダイなど淡水と海水が混じりあう場所に生息する魚(汽水魚)も見られるちょっと珍しい湖。
周囲はおよそ7キロメートル。散策路があり2時間弱で湖を1周できるコースになっています。たくさんの人が朝夕はウォーキングやジョギング、昼はひなたぼっこを楽しんでいます。
そんな佐鳴湖は、昭和30年代後半ごろから周辺地域の開発による生活排水や事業系排水、農業排水などで急激に水質汚濁が進みました。さらに水深が約2メートルと浅い上に水が留まっている時間が長いことも水質が悪くなる原因となり、2001年度には、日本で一番CODの高い湖となってしまいました。

自然と響き合うきれいな水を願って

今ではきれいな佐鳴湖を取り戻す取り組みがいろいろ行われています。
2003年から運用されている、佐鳴湖東岸接触酸化施設もそのひとつ。この施設は水性植物「ヨシ」を植えて自然の力で水をきれいにする、いわゆるビオトープと、役割の違ういくつもの槽に水を通して、濾過や微生物の力を使って水をきれいにするという2つの仕組みでできている施設です。1日で処理できる水はおよそ1万トン。この施設の補修工事が今回の現場です。

重要なのは長く安心して使える施設にすること。たとえば地震などで発生する水の動きが水槽内の装置を痛めます。
「隠れた部分を見ると今この施設がどんなダメージを受けてきたのかがわかります。」
と現場監督。
「図面だけでなく、本当にその施設で起きている事を知って、工事に活かす事が大切だと思います。」



やるべきことを見極め実行するチームワーク

工事の依頼後すぐに現場調査は行われました。
「指示されているよりも強度を高める必要があると思いました。言われた通りにただ進めるのではなく、提案をすべきだと。」
社内では、依頼主とのやり取りを取りまとめる営業のスタッフ、工事内容を見極め予算や工事費の管理をする積算のスタッフ、そして工事を行うスタッフがチームを組んで対応します。
「エンドユーザーが喜ぶ結果を思い描きながら、現場を見極めること。そして柔軟な判断で常に提案を入れていくことが重要だと思います。それがウチの会社らしいところ。営業担当は連絡がマメなので助かっています。」
と積算課長。今回は特に現場での調査の結果をいち早く判断して、具体的な設計変更の提案までの対応の速さが重要なポイントとなりました。
営業担当はそうした迅速に連携する社内チームと依頼主との絆を結びます。
「依頼主の要望を関係スタッフに的確に伝えることから始めます。みんなの知恵を出し切って提案をしたことが実現していくのが楽しいですね。」
工事課長は「この施設で処理された水は目の前の湖に出て行きます。つまり結果を地域の皆さんが常に見ている。責任も大きいと感じています。」
いつも相手にしている大きなプラントとは違うやりがいがあると語ってくれました。



地域とともにある施設を目指して

「新しい施設を作るのも想像力だけど、既存の施設をどう利用していいものにするかというのも想像力が必要なんだと思うんですね。」依頼主とチームだけでなく、長く安心な暮らしを支えてくれる施設を願う生活者をもつなぐのが営業の仕事なのかも知れません。
この施設は地域住民にとって佐鳴湖浄化のシンボル的な存在でもあります。
「ジョギングする人などが多い時間帯は大きな音を出すような作業は控えるようにしています。音を出す発電機も使っていません。」工事現場でも地域の方との絆は大切にしています。
「朝早く現場に来ると、湖を見ている方がいて大切な湖なんだなと実感します。湖がきれいになったという話を聞くとやはりうれしいです。」
佐鳴湖はより輝く湖を目指しています。



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