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斜里はアイヌ語のアシが生えているところという意味の
「シャリ」からきているそうです。
面積は737km²あまり。人口は1万2千人程度の静かな町。
世界遺産の知床で知られ、多くの観光客が訪れるところ。
冬の寒さは厳しく、美しい流氷をみることもできます。
「道東に位置するので雪は少ないかと思っていたのですが、建設中は比較的多くて大変でした。気温もマイナス20度を超えることもありけっこう厳しかったです。」
今回の現場はこの斜里町民の生活を支えるごみ処理場。
市街地から15キロほどの場所にあります。施設の特徴は、一般ごみ、粗大ごみを高温高圧処理によりバイオ燃料化して場内で有効利用するなど、「循環型」の処理を目指していること。世界遺産の町にふさわしい未来を見据えたプラントです。この施設の設計・建設から完成後の運転・維持管理までを行う大きなプロジェクトとなりました。
「この世界遺産・知床にあって、町民の生活などから出る一般ごみを燃料化して有効利用を可能にする意味で本当の循環型社会を目指す施設だと思います。この施設を作り上げることに携われたことはとても良かったと感じています。」