2011年3月11日に起きた大きな地震と大きな津波は東北の各所で実に様々な被害をもたらしました。当時クボタ環境エンジニアリングは東北支店のもと、東北6県の11事業所で維持管理などの業務をしていました。
2013年3月。震災から3年。福島県の楢葉町の浄化センターのように原発事故の放射能の影響で復旧がままならない事業所もある中、少しずつ復旧工事なども進み、稼働を再開した事業所もあり、そんな仙台と釜石を訪ねました。
仙台、南蒲生浄化センターは海沿いにある大きなプラントですが、こちらは津波によりほとんどが波に飲まれ全壊。所員は全員無事でしたが設備が稼働しない中での汚泥処理にチームワークで臨みました。
また釜石・大槌汚泥再生処理センターは事業所自体に津波の被害はありませんでしたが、所員は家や家族などそれぞれの生活の苦難と向き合うことになりました。