香北地区は物部川の両岸に棚田や集落が点在する人口5,000人弱の地域。物部地区はその面積の95%ほどが山林で町の半分が奥物部県立公園に、山岳渓谷の地域は剣山国定公園に指定され、豊かな自然の中で2,000人あまりの人が暮らす地域です。どちらも山の斜面に集落が点在し、それぞれの人の暮らしがあります。
これまで、それぞれの集落は独自の水源から自分たちの水をひき、暮らしを守ってきたという長い歴史があるために、その集落の数だけの小さな水源が、現在の施設となって引き継がれてきたのではないかという話でした。しかし、どの施設がどこにあるのか、たどり着くのにどのくらいの時間が必要なのか。正確に教えてくれる資料はありませんでした。