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For Earth, For Life Kubota

クボタ環境エンジニアリング株式会社

微砂除去システム

受入したし尿や浄化槽汚泥に含まれる微細な砂を取り除くシステムで、
後段の処理プロセスの機械や設備に与える悪影響を未然に防ぐ役割を果たします。
微砂の除去装置は、液体サイクロンを採用し、捕集した微砂は、処分方法に応じて、
脱水をするなどの必要機器を組み合わせる処理システムです。

スクリュープレス型脱水機

「汚泥助燃剤化」(含水率70%以下)を実現するため、スクリュープレス型脱水機を提案します。
特徴
  • 低速回転のため、低騒音・低振動であり、磨耗が少なく耐久性に優れた装置
  • 部品構成がシンプルなため、整備コストを低減
  • 汚泥を濃縮後に脱水をするため、濃度変動に対応可能
  • 独自の詰り防止機構を有しているため、汚泥の閉塞防止

リン回収装置(HAP方式)

枯渇資源である「リン」を汚水中からヒドロキシアパタイト(HAP)として回収し、
有効利用することで循環型社会形成に貢献します。
特徴
  • く溶性りん酸濃度で約30%(乾燥時)として良質なリン資源の生産
  • シンプルな構造でメンテナンスの簡素化とコスト低減

コンポストシステム

し尿・浄化槽汚泥などから得られる良質な有機性廃棄物を利用し、
製品価値の高い堆肥を生産するシステムをご提案します。
「堆肥化」に必要な発酵槽は、円錐型や横型などのタイプがあり、
高速発酵を行う機種も用意しています。
生産された堆肥は衛生的で取り扱いが容易な商品となります。

メタン発酵システム

し尿・浄化槽汚泥などから得られる良質な有機性廃棄物を濃縮し、
高濃度有機性廃棄物の「メタン発酵」にて生産されるメタンガスを有効利用します。
利用方法は、発電や燃料として熱源回収を行い利用する方法が一般的です。

クボタ内燃式炭化装置

し尿汚泥等から発生する有機質汚泥を脱臭剤、土壌改良剤や調質剤など
多面的な機能を持つ炭として利用するため「炭化」処理をします。
連続炉としてロータリーキルンタイプとバッチ炉としてダブル円筒タイプを用意しています。

脱臭設備

吹込み式生物脱臭システム

臭気を曝気用空気として生物処理工程へ吹込み、微生物の分解により脱臭するシステムです。
用途 主に高濃度臭気処理
特徴
  • 曝気ブロワなど従来生物処理工程で使用する機器を有効利用するため、経済的なシステムかつメンテナンス性に優れている
  • 安定した微生物による分解で、高い脱臭効果を継続

スクラバー式脱臭装置

気液が激しく接触することで、効率よく集塵、脱臭、ガス吸収を行う装置です。
接触液に活性汚泥を利用することで生物脱臭としても利用が可能です。
用途 主に高濃度臭気処理
特徴
  • シンプルな構造でコンパクトな装置
  • ポンプなどの動力源が不要であるため、省エネルギーかつメンテナンス費が低減
  • 臭気中のアンモニア成分除去率(95%程度)が非常に高い

アルカリ(次亜)活性炭触媒脱臭塔

活性炭(木炭)を触媒として利用し化学的に脱臭処理をします。
用途 主に高濃度臭気処理
特徴
  • 設置スペースが小さく、コンパクトな装置
  • 活性炭を触媒とするため、薬品使用量の低減
  • 反応生成物は溶解性のため、スケールによる目詰まり発生防止

酸・アルカリ次亜塩洗浄塔

臭気成分を薬品と反応させる化学的脱臭方法を効果的に組合せて脱臭します。
用途 主に中濃度臭気処理
特徴
  • ほとんど全ての悪臭成分に対して、脱臭が可能
  • 気液接触効率の高い構造により、安定した処理効果
  • 薬品洗浄塔として実績豊富なシステム

セラミック脱臭塔

セラミック充填材の高い気液接触効率を利用することで、酸洗浄塔を設置することなく、臭気の中和・脱臭をします。
用途 主に中濃度臭気処理
特徴
  • 酸洗浄塔を設置ないため、省スペース
  • 塩酸や硫酸などの薬品を使用しないため、薬品管理のリスク回避
  • セラミック充填材は強度・耐久性に優れているため、劣化・交換頻度が少ない

脱臭用活性炭吸着塔

活性炭の強力な吸着力を利用して、臭気成分を捕捉・除去します。
用途 主に低濃度臭気処理及び高・中濃度臭気処理後の仕上げ処理
特徴
  • 微量、微細な臭気成分まで処理できるため、低濃度臭気、大容量臭気に適している
  • 高・中濃度脱臭後の仕上げ処理に適している

高効率散気装置(Kメンブレン)

Kメンブレンは、酸素移動効率を高め、設置面積と施設のコンパクト化を実現します。
用途 生物処理の硝化工程での曝気装置
特徴
  • 酸素移動効率が、従来の散気方式に比べ3倍(当社比)
  • 装置を軽量化し、取り付けやすい構造
  • 高い酸素移動効率により、曝気ブロワの動力低減と生物反応槽のコンパクト化が実現

浸漬型膜ろ過装置(液中膜)

用途
  • 有機系排水処理のSS、色度、BOD、CODの除去
  • 膜分離活性泥法(MBR法)として活用
  • 汚泥の濃縮
特徴
  • MLSS濃度を高くし運転が出来るため、反応槽容量が小さくすることが可能
    また、汚泥濃縮槽なども省略でき、イニシャルコスト低減が図れる
  • 繊維系のし渣など夾雑物に強い膜形状
  • 反応槽内設置で、生物反応に必要なエアレーションを利用し、常時セルフクリーニングをする
  • 水槽内に設置したまま、薬品洗浄ができる
  • 公称孔径0.4μmの孔径にてろ過

水処理用活性炭吸着塔

用途 水処理プロセスの仕上げ処理工程としてCOD、色度の除去

下向流圧力式活性炭吸着塔

活性炭を充填した塔に、未処理水をポンプ圧送して送り込みます。
吸着塔内では、上部から下部に向かう水流と充填活性炭が接触し処理をします。
メリーゴーランド方式を採用することで、処理を停止することなく、充填する活性炭の交換をします。

移動床式活性炭吸着塔

活性炭を充填した塔に、未処理水をポンプ圧送して送り込みます。吸着塔内では、
下部から上部に向かう水流と充填活性炭が接触することで処理します。
多段連続移動式の移動床を採用し、最終仕上げ処理を連続的に行います。
1塔設置で予備塔を設けないため、コンパクトな装置となります。また、活性炭交換は、
1段毎に行うので、廃炭槽や新炭槽の設置面積も小さくコンパクトにできます。

当社の水処理システム

クボタJシステム(浄化槽汚泥比率の高いし尿に対応する膜分離高負荷生物脱窒素処理法)

近年では、生し尿と浄化槽汚泥の比率が変化し、浄化槽汚泥比率が上昇する中、
質的変動や油分などの対策をし、安定した水処理をするとともに処理プロセスを簡素化することで、
省エネルギー化と省資源化を実現したシステムです。

クボタUMシステム(高負荷膜分離脱窒素処理方式)

Uチューブエアレーションシステムと膜分離装置を組合せたプロセスで処理をします。
MLSS濃度を高く運転することで、高効率無希釈運転を実現し、
イニシャルコスト低減に繋がるコンパクトな施設が実現します。

クボタUチューブニトロシステム(高負荷脱窒素処理方式)

Uチューブエアレーションシステムを採用し、MLSS濃度を高く無希釈で処理するシステムです。
生物処理工程での水槽が小さくできるため、省スペースでの設置が可能です。

下水道放流型処理システム

し尿と浄化槽汚泥の前処理を行い、下水道へ放流するシステムです。
前処理設備は、放流先下水道の水質基準と希釈量を検討し設備の範囲を決定します。
また、「汚泥助燃剤化」を行うことで循環型社会交付金事業となります。

クボタエコシステム(省エネ自動制御システム)

週休運転やピーク電力カットなど施設運営状況に合せた制御を設定できるシステムです。
将来の搬入量を試算し、より地域に適合したシステム設定や使用方法とするため、
お客様毎のニーズに合わせたものをご提供します。